国立大学法人 琉球大学
観光産業科学部 産業経営学科
Faculty
経営学を理論的実践的学問として捉えます。ゼミでは、実践論としては、日本の企業の中で開発されてきた、色々な経営管理技法を学びます。また理論面としては、組織学習論などを取上げ、TQM活動などについて、これを応用することを考えています。
経営学の主役は個人であり、さらにその個人のオリジナリティを構築していくことが、経営学を学ぶ重要な目的の一つです。経営学の学習を通じて、自分に相応しいキャリアと、そのビジョンを掴むことができるよう、一歩一歩前進して貰いたいと願っています。お互いに、夢の実現に向けて頑張りましょう。
経営戦略論では「環境適応」がキーワードになります。それは、環境の変化に対して受動的に対応することを意味するだけでなく、主体的に環境を創造していくことをも包含した重要なコンセプトです。経営戦略を学ぶことで、自らの環境適応能力を高めるための戦略的思考を身につけることができます。
身近な事例を中心にマーケティングとロジスティクスについて解説しています。ふだん何気なく接しているコンビニエンス・ストアやスーパーにも高度なシステムが構築されいるのが現代なのです。
創造力をキーワードに、「生きていることはこんなにも素晴らしいことだ」と実感できる組織と個人の関係を模索しています。夢やアイデアをカタチにしていく組織と、理想と現実のギャップに挑戦し続ける個人の出会いが、未来に希望の華を咲かせます。最近は環境や貧困問題などを解決するビジネス・モデルを開発する社会起業にも関心を持っています。
現代の企業の多くは一年の活動の成果を有価証券報告書という形で社会に公開します。有価証券報告書は企業の一年間の成績を読み解く上での宝庫であり,社会情勢を読む上でも重要な情報の宝庫でもあります。是非、経営学専攻に入学して有価証券報告書の仕組みを深く学びんでいきましょう。
どうすればヒトはヒトを育てることができるのか。どうすればヒトはヒトを評価することができるのか。これらの問いに答えることは決して簡単なことではありません。産業経営学科では,これらの問いに対して,理論的に(教科書を何度も読んで)、また、実践的に(様々な体験学習を通じて)、挑戦することができます。そして、ヒトの育成や評価について学ぶことは、他者のマネジメントを可能にする以上に,自己の成長を促します。
情報リテラシー、コストマネジメント論及びベンチャー会計論を提供。また大学就職センター及び外部就労支援機関と連携して、インターンシップ(企業実習)及びキャリア支援科目を担当。地元企業及び県外企業に学生を派遣、現代の社会ニーズに適合した人材育成を目指しています。
過去の結果を示すアカウンティングと将来の予測を示すファイナンスという2つの数字から、企業活動やビジネスを学習・理解し、より実践的に企業経営に接することを目指していきます。また会計に関する資格試験への取り組み方や実務経験を生かした指導もアドバイスできますので,気軽に声をかけてください
サスティナブルツーリズム(持続可能な観光)について研究しています。その中でも特に、観光が行われている地域住民の観光に対する意向や、観光開発のフレームワーク、観光客を視野に入れた情報システムの構築について西表島やパラオ共和国をフィールドに研究しています。大学生の皆さんが観光という社会現象を通して現代社会を見つめ将来への夢と希望をみつけられるよう願っています。
サンゴ礁の保護と活用の両立、ホテル客室の最適な価格決定法、途上国での観光事業による貧困削減。観光には、沖縄と世界に関わる今日的なテーマがあふれており、実践の場所から最新成果が生まれています。そして、その成果の一端を教室にも、と考えています。地域的には、タイとラオス、メコン川流域圏に関心を寄せてきましたので、この地域への旅行を計画する学生には、ディープな相談にも応じます。
みなさん方にとって、今は貴重な青春の一頁です。思い残すことなく、キャンパスライフを楽しんでください。そして、それを楽しむ中で自分のやりたいことを見つけてください。4年間で自分のやりたいこと=夢を見つけることができれば、そこに向かって進んでみてください。みなさん方の夢に対して、産業経営学科は応援します。相談があれば気軽に研究室を訪ねてください。