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井川ゼミ、「産学連携ツーリズムセミナー」優秀賞受賞

 

平成26年9月26日に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催された「産学連携ツーリズムセミナー」(公益社団法人日本観光振興協会主催)におけるアイデア・研究発表で,観光産業科学部 産業経営学科井川浩輔ゼミナールの3・4年次学生15名(代表者:3年次屋我星乃さん,発表者:3年次真栄城佑理さん)が,公益社団法人日本観光振興協会理事長見並陽一氏より最優秀賞を授与されました。

 

産学連携ツーリズムセミナーは,2005年から産学連携事業の一環として学生と社会人を対象に実施されてきた「産学連携オープンセミナー」を,ツーリズムEXPOジャパン2014に合わせて新たに発展させる形で開催されたものです。本年度の参加人員は,学生および学校関係者213名,社会人(報道関係者含む)77名の290名でした。そのセミナーの第2部において,学生による観光振興に関するアイデア・研究発表が行われました。

 

アイデア・研究発表のテーマは「2020年のツーリズム~私の考える観光振興のための方策~」で,全国の大学や大学院など約50団体からの応募がありました。8月11日に実施された審査会の結果,その中から成績上位4校(大学2校,大学院2校)が発表校に選ばれました。本賞は9月26日に行われた最終プレゼンテーションの中で最も優れた1校に対して与えられるものです。

 

受賞アイデア・研究のタイトルは「TOMODACHI PROJECT~SNSでマッチング!観光サービス交換によりツーウェイ・ツーリズムを活性化させよう~」です。このアイデアは,異なる地域に住む人同士がSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を利用してペア(TOMODACHI)になり,交互に自分の地元をパートナーに紹介しながらマニアックな観光を楽しむことで,地域間交流を活発にしようというもの。このアイデアを沖縄で実際に参加者を募集しプロジェクトとして行い,そこで様々なデータを収集して研究という形にまとめました。2020年の東京オリンピック開催に向けて,このアイデアが日本中に,さらには世界中に普及することが期待されます。

 

今回の受賞にあたって,代表者の屋我さんは「本アイデアが日本全体の観光サービスのレベルを向上させ観光立国の実現の一助になると信じ、サービス実現に向けてこれからも精進してまいりたいと思います。」とコメントし,また,発表者の真栄城さんは「産学連携ツーリズムセミナーに向けてゼミ生全員で頑張ってきましたので,みんなの思いを力に発表しました。このプロジェクトに関わって下さったモニターの皆さんを初め多くの方々に心から感謝申し上げます。」と,喜びを表現しました。

 

 

 

 

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